令和8年度予算案の代表質疑⑴
令和8年度当初予算代表質疑4つのうち、⑴についてまとめました
⑴ 市民への食支援について
⑵「認知症の人にやさしいまち」について
⑶ 多死時代における斎場の役割について
⑷ こどもたちのゆたかな学びについて
⑴ 市民への食支援について
【伊藤】
幅広い市民を対象とした物価高対策について当座の生活支援および生活や就労など、継続的な支援へと繋げるきっかけ作りを目的とし、食料品や生活用品の無料配布や相談会を実施しているフードサポート神戸については、今年度は長田区など3区での開催だったところ、令和8年度は全区で開催する案が示されています。
これについては一定評価をしていますが、今年度の実施状況を踏まえ、物価高騰で困っている方への的確な支援となるよう、参加条件等でどのように工夫するのか、見解をお伺いいたします。
【副市長】
フードサポート神戸についてご答弁申し上げます。
昨年11月から12月に実施をいたしました第3回フードサポート神戸につきましては、市内3ヶ所の開催で、参加者は約4200名、相談会には130名以上の方にご利用いただくなど、物価高騰に伴う家計の厳しさが続いていることを改めて実感をしたところでございます。
最初の長田会場では、当初の想定を上回る来場者数がありましたため、次の兵庫会場からは予定配付量を増やすことにより、対応を図ったところでございます。
また、中央区の会場では整理券を配付し、並ぶ時間を可能な限り短縮するなど、来場者の負担軽減に向けた工夫を行ったところでございます。
令和8年度は参加可能人数を大幅に拡充いたしまして、市内全ての区で開催するとともに、これまで同様、収入要件などは設けず、生活にお困りの方であれば誰でも参加可能な形で実施する予定でございます。
一方で、1人でも多くの方に支援を届けするため、食料は1世帯につき最大3袋までのお渡しとするなどの対応を図る予定としているところでございます。 過去の実施状況も踏まえまして、的確に支援が届くよう、工夫して実施をしてまいりたいと考えているところでございます。
【伊藤再質問】
このたび高校大学等への学食運営補助により、生徒学生1人当たり3000円程度の提供価格引き下げに取り組むとのことですが、学食を通して、物価高で困っている学生に支援が行き届くよう、丁寧な制度設計を行うべきと考えますがご見解をお伺いいたします。
【久元市長】
丁寧な制度設計を行うべきとのご指摘いただきましたので、現在の検討状況を説明いただきますと、具体的には既存のメニューの値下げ、もう一つは、クーポンによる割引この二つの手法を基本とし、各学校において検討される実施方法に基づき、学生生徒の皆さんに安価な食事を提供していきたいと考えております。
各校への補助は値下げ・割引された額に、実際に学生の皆さんが喫食した数を掛けた実績に応じて、上限額(学生×3000円)の範囲内で支払うことを想定しています。制度の詳細設計に当たりましては、丁寧な状況把握は欠かせないと考えておりまして、順次、高校・学校などの関係者に実情を聞きながら、細部を詰めております。
いずれにしろ、物価高で困っている市内の高校、大学に通う学生の皆さんに、学生食堂を通じた支援が行き届くよう、実施をしてまいります。
【伊藤要望】
新聞にも掲載されておりましたが、学生たちが、書籍買うことも抑えつつ、食費が値上がっているのでそちらも抑えつつという、本当に大変だろうなと思いますが、そういった学生の支援が学食を通して伝わっていくと素晴らしいなと思いますし、物価高騰対策、街ゆく人からも、神戸市は何をするんだと言われてしまいますので、学生たちにはこういった支援を、子育て世代にはこういっ支援を、「本当に困っている人たちにはこの品物を提供するなどをします」というふうに皆さんが答えられるように取り組んでいただきたいと思います。
そして、今年度の3区で実施しましたその食品の配布ですね。
フードサポートをしたところに関しまして、やはり市民の目から見ましたら、何か必要がない人まで受け取っているのでないですかと、疑念を思われたりする方がいらっしゃって、先ほどのご答弁の中にも収入要件は設けず、生活にお困りの方ということで、本当にそこに取りに行くのには勇気が必要かもしれませんが、自分から困ってるということで本当に困ってる方に届けばいいなと思います。
全区で展開されるということですのでどの区からもアクセスがしやすくて、必要な支援、食料品ですとか生活用品が配られて、ちゃんと届きますようにと願っております。
会派では、岡山のコミュニティフリッジを視察いたしまして、岡山ではコロナで生活が苦しく、その際、アンケートをとった結果、必要な支援は食料品や日用品の支援ニーズが最も多いから始めましたということで、対象は児童扶養手当の受給世帯や就学援助世帯という子育ての方をとのことでしたが、この食の支援ということは、まずは食品を配ることを通じて、行政や相談にちゃんと繋がるっていうことが一番大事だと思いますし、実際はそこからさらに自立に繋がっていくという位置づけが重要だと思います。
岡山のコミュニティフリッジの方がおっしゃられた言葉で、1人親家庭や経済的困窮者を一時的に支援しながらも、制度の持続性と対象者が固定されないで、支援がこれからも循環していくように取り組むことを目指しているとおっしゃっていました。 ずっとずっと配布された物をもらって、食べて暮らして、何とかしのいでいくという、そういう時期もあるかもしれませんが、そこから一歩進んだ自立に向けた支援をお願いしたいと思います

こうべ未来会派を代表して予算質疑しました


