R7年度 予算市会はじまる
令和7年度神戸市予算審議が、今日の本会議からスタートしました。
高校生の通学定期代の件については、市外の高校に通う生徒にも助成を!というご要望をいただいておりましたが、昨年の予算市会でも、私から提案させていただき、今回、半額補助ですが、拡充されました。
〈北区から市外の高校へ通う高校生にも対象拡大!半額補助が実現しました〉
〇⾼校⽣等の通学定期券補助《22億7,100万円》
・市外高校:1/2補助に拡充(12,000円/⽉の基準額を撤廃、R7.4⽉〜)
・市内高校:無料(R6.9⽉〜)
北区の高校生たちの格差が拡がる懸念から、
昨年2月の予算委員会で『高校生等通学定期券補助』の拡充について質疑し、
このたびの令和7年度予算で反映、拡充されました!
【伊藤の質疑】
令和6年9月より【市内の高校に通学する生徒を対象】に
【定期券代全額を補助】する制度が大幅に拡充されます。
残念ながら【神戸市内の高校に通う生徒が対象】です。
市域外に通学する場合、例えば北区から三田市、西宮市、三木市などの高校に通う場合は、
今まで通り【月額1万2千円を超える額の半額を助成する制度】の適用となります。
北区在住の高校生にとっては、地理的条件から、距離が遠い市内の高校だけを選択肢にできない事情があります。
神戸市と近接する、三田市へ毎年平均約220人、三木市へ約10人の生徒が進学しています。
こうした現状をみると、隣接市の高校に通学する生徒に対しても、
経済的支援の観点から、全額補助するべきではないでしょうか?
こども家庭局長の答弁では、
「来年度の状況を見ながら検討する」とのことでしたが、
神戸市に住む高校生たちに平等な施策をという北区のみなさまの要望の声もあり、
高校への通学定期券補助の半額助成へと、拡充が実現しました。
今後も引き続き取り組んでまいります。

久元きぞう市長から予算提案説明を聴きました!
神戸市役所1号館議場にて