『ジャズの街神戸』を盛り上げていきましょう!

1923年に神戸でプロバンドによるジャズが初めて演奏されてから、2023年で100周年を迎えました。これを契機として、様々な企画を通してまちのにぎわいを創出するとともに、全国に「ジャズの街神戸」を発信する取り組みを行われています。

伊藤)

『ジャズの街神戸』として推進協議会の方がいろんなことをサポートされながら毎年4月に神戸ジャズデーが開催されておりまして、神戸市民文化振興財団も事務局としてお手伝いされてるということです。

この神戸ジャズデーの予算が、ジャズ100周年記念の年の2023年以降、年々減らされているということです。神戸市として、この『ジャズの街神戸』ということをどのように考えて、ジャズの振興や今後のビジョンをどのように考えていらっしゃるのかお聞きします。

局長)

市内各地で実施しているジャズイベントの主催者、ジャズに関係する民間企業とか報道機関、それと観光事業者、行政が一緒になって『ジャズの街神戸』の推進協議会というのを組織しております。
その協議会は、官民一体となってジャズの力で神戸の街を盛り上げよう、活性化させようということで様々な取り組みをしています。

神戸市と市民文化振興財団が事務局として【ジャズの街神戸推進協議会】を運営しておりまして、神戸ユースジャズオーケストラの活動支援、ジャズタウン神戸としての情報発信、神戸ジャズデーの開催などを行っています。

これまでジャズ事業は4月4日を神戸ジャズの日と定めまして、毎年4月の第1日曜日にジャズのイベントを開催しています。また、ジャズ100周年の際にはですね、ハーバーJazzNight開催をし、イベントを中心とした取り組みで一定の成果を上げていきたいというふうに思っています。
一方、この推進協議会の中ではいろいろな議論をしており、プレイヤーの担い手の皆さんが、高齢化になってきており、若年層においてジャズの街神戸という認知度が低いことも課題意識として、2023年のJazz100年を終わりにするのではなく、次の100年を繋げるため、若い人材の育成というのは大事です。
来年度は予算倍増以上で、神戸ユースジャズオーケストラの中高生のバンドを中心とした若手演奏会のために、練習場所とかで演奏機会の提供などそういった環境を整えるようなことに力を入れていきたい思っております。

また、新たな若いファン層を獲得するためにSNSの活用とか、神戸に点在するジャズのバーとか、ライブハウスなどの情報の発信も力を入れていきます。

伊藤)

事務局の業務も協議会のメンバーの中には自分の仕事をしながら、手弁当でされていらっしゃいまして、たくさんのスポンサーを集めたりとかボランティアを募集したりとかの事務局運営がやはり負担ではないかと思います。

そういう方々に対して事務局の業務は神戸市が一緒に伴走してやりますよというような方針は示されていないのでしょうか。例えば仙台市定禅寺のストリートジャズフェスティバルですとか高槻市のジャズストリートなんかも、やはり県や市などが一緒に運営を担うということをされてますが、このあたりの事務業務に関し、事務局の業務についてはどのようにするのでしょうか。

副局長)

ジャズの街推進協議会の事務局につきましては、今でも神戸市と神戸市文化振興財団が担っており、ただ一応協議会ですので実際の運営に当たりましては、それぞれ関係者の皆様方と一緒に進めております。

伊藤)

担い手不足や高齢化しているというお話がありますが、どの分野でもそれを言ってしまったら何も続かないですけれども、例えばやはりこの若い方々がジャズに親しむ。ということで、様々な子どもたち、神戸の子どもたちであればみんなジャズが演奏できますとか、学校教育の音楽授業なんかとも絡めて神戸のジャズを盛り上げていくことができると思います。来年度予算の中身でしたら若手の演奏家とかアーティストの支援というのは予算化されておりますが、その若手演奏家になるまでは、子どもたちにいろんな種をまいておくっていうことは特にこの文化事業は大切だなと思っております。
どんな環境にいる子どもたちでも、本当に神戸らしい音楽のジャズも、良質の音楽に触れる機会というのはとても大事だなと思っておりまして、神戸市の今後の方向は『ジャズの街神戸』と言いながらも、100周年行事のときはすごく予算がつくけど、もう皆さん細々とやってくださいというのはちょっとよくないなと思います。

昨日第6次の神戸市の基本計画が出ましてね、10年後の都市像のところにもジャズという言葉が出てきまして、「山から望めば、先人から受け継いだ農村や里山、豊かな自然が悠然と広がり、夜には、世界に誇れる美しい夜景が幻想的に彩る。海に向かえば汽笛や潮風に迎えられ、ジャズを育んだ港町の歴史と文化芸術に触れながら、贅沢な時間に包まれ」
という、10年後の神戸の都市像を描かれておりますので、ぜひジャズの振興ということに、一過性のものではなく継続的にしていただきたいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

KOBE JAZZ DAY 2026 | おでかけKOBE | 神戸市イベントサイト