神戸市室内管弦楽団の”存続”が決定・・ここからリスタート

昨日10/1に神戸市民文化振興財団の理事会が開催され、全会一致で楽団の存続が決定されました。
今日10/2に財団から神戸市へ『提案書』が出され、神戸市室内管弦楽団の今後のあり方として
 <神戸市室内管弦楽団が新たに目指す姿> 
『広く市民や地域に愛され、支えられ得る、“神戸”の楽団』・・・として現状からの改革方針が提案されました。

楽団運営の改革方針
(1)市民に音楽を届ける鑑賞機会の提供(地域に密着した活動を展開)
(2)未来を担う子ども達をはじめ、インクルーシブな活動を推進
(3)市内の演奏家、実演団体等との連携を促進
(4)新たなファン層の獲得・認知度向上
(5)姉妹団体である神戸市混声合唱団との更なる連携・発信
(6)企業や市民による支援の推進・強化
(7)楽団の経営基盤・マネジメント機能の強化

など7項目が列挙されています
また、2027・2028年度収支計画案には<楽団改革を一体的に進めることにより、補助金依存率40%以下の運営体系を確立する>
そして、神戸市からの支援については、2028 年度より、神戸市室内管弦楽団が新たに生まれ変わった楽団として運営を行うことを条件に、 45,000 千円の支援をお願いしたい。(2026年度より40,000千円削減)


2027年の収支計画(案)としては下記のように計画されています
<収支上のポイント>2026年度比で補助金を25,000千円削減 ・まちかどコンサートの定例事業化 ・民間支援取得等、外部資金獲得に向けた事務局体制見直し開始 ・協賛等民間支援の取得 ・チケット単価の増加による入場料収入の増収 ・依頼公演収入の増加による演奏収入の増収 ・団員の報酬の原則完全歩合制の一部開始による補助金額削減

 私は、『2028 年度から定期演奏会は新・神戸文化ホール中ホールが完成するまで、神戸朝日ホール等にて 開催する。(年5回開催)』という記載に納得できません。
先日の神戸朝日ホールのコンサートも満席で、聴きたくても聞けないお客様がいました。
(現)神戸文化ホール大ホール1700人で満席になりその観客数維持をめざす今、ホールのキャパと客演の方も含めた室内管弦楽団のサイズ感は合わないのではないでしょうか。
そして今後は新・神戸文化ホール1800人の客席を全国のファンで満場になるよう、さらにレベルを高めて神戸から音楽文化の発信をしてほしいと思っています。
 財団から神戸市への提案がされた今、神戸市がどのように戦略を描いて、神戸市室内管弦楽団を活かした神戸のまちづくり、豊かな音楽文化の伝承を行うのか、神戸市の責任として表明していかなくてはいけません。

6月20日の定期演奏会の終演