令和6年度予算の審議「教育委員会」

本日の質疑項目5点
1)働き方改革の取り組みについて 2)学校の職場環境の改善について 3)研修機能の充実について 4)農村地域の小規模校について 5)包括的性教育の推進について

【質疑&答弁のまとめ】
伊藤)要望していたスクールサポートスタッフの全校配置を評価している。時間の延長をお願いしたい。
伊藤)教員の学校現場の働き方を、民間の働き方も参考にさらなる改革が必要
答弁)令和3年度からは業務改革アドバイザーとして助言指導をもらっている。効果的に勧めるためには、外部の民間企業や有識者の専門的アドバイスをもらう。民間コンサルタントからアドバイスをもらう。
伊藤)学校を変えないことの安心感や変える勇気の無さはないか?教育委員会がもっと変わってほしい
これまで、校舎の耐震化や、トイレの洋式化、避難所となるので空調の整備に優先順位をつけて力を入れてきた。
「予算がない」のなら「限られた予算で」 できるところから工程目標を掲げて取り組んでほしい
伊藤)中学校進路事務 WEB出願等改善されている。さらに事務負担の軽減を図ってほしい
答弁)教員の負担が多いと認識している。公立高校Web出願も進められる。兵庫県とも協議しながら進めていく。
伊藤)教師の業務ではあるが、負担軽減ができるもの「教室の油引き」などは外部委託してはどうか?
答弁)文部科学省も示している「教室の油引き 」これを果たして教員がやるのか?コロナ予算で一部の学校で外注の取組を進めている
伊藤)職場環境の整備 教職員の休養室の確保 教職員が働きやすい職場環境づくり、職場環境の総点検を行ってほしい
答弁)教職員の休養スペースの確保、更衣室の空調(現在は普及率53%)、更衣室を広く取り、休養スペースがとれるようにしていく
伊藤)職場環境も、民間企業の目で見ることが大切
伊藤)教室間のインターフォン 早期に整備して欲しい
答弁)新築の学校はインターフォンがついているが、親子(職員室と教室)式インタフォン 相互式(普及率38%)にしていく。
伊藤)一人一台パソコンの整備をお願いしたい。
伊藤)多忙感が充実感に変わるように。空き教室のスペースを充実 教職員がリフレッシュできる空間を。
伊藤)働き方改革をすすめている異業種との研修、会議変の在り方を変えていく、大学院との連携など、産官学連携で業務を変えていく
伊藤)「神戸市総合教育センター」が「神戸市教職員研修所」と名前が変わる、さらに教員の研修の充実を。
答弁)神戸の教職員が主体性をもって学び続けることが大切。学びたいタイミングで学べる選択研修を充実させる。研修内容や実施方法を工夫する。若手教職員の「採用前研修」を実施している。初任者育成3年プラン(フォローアップ研修)非常勤教諭にも、指導教員が2回/月の学校を訪問して研修をしている。校内OJTも充実させる
伊藤)研修案内も見させてもらったが、充実感のある研修へ、若手の教員が学べるように若手が伸びれば、学校が変わる。校内でのOJTガイドラインが古いのでブラッシュアップをして欲しい
伊藤)農村地域の小規模校について。学校規模の適正化 学校間交流 校区変更や統合があるが、どう特色化させるか。
答弁)適正な通学距離が大事。校区が広大な場合は学校同士の統合は適切ではない場合は、小学校と中学校を義務教育学校にしていく 小規模特認校、学校間交流など、地域と話し合いながら 引き続きていねいに話し合いを続けていく。
伊藤)学校の小規模化はチャンス!北神地区からみた逆さマップだが、豊かな自然の農村エリアが広がり、人々の暮らしが引き継がれてきた。
○有馬小学校は、英語での有馬タウ
○大沢小学校 150年の歴史がある。神戸市の移住促進とリンクが出来ていない神戸市の移住促進施策と結び付けて欲しい。小中学校は農村地域の重要なインフラである。それぞれの学校つくりの特色を生かしてほしい。広報戦略を強化してほしい。
答弁)村の学校であり、地域が愛している学校である。特色を生かして教育活動を行っていく。小規模特認校 校区外から通ってもらえるようになるなど検討していく。
伊藤)包括的性教育について 泉台小学校の研究授業では、養護教諭も一緒に、いきいきと子どもたちが学んでいた。どのように進めていくか?
答弁)性に関する指導は、学校の教育活動全体を通して実践が重要。学年別 、教科との関連もある、手引書の活用もしてもらい、指導の難しさがあるが、教育委員会として、さまざまな場面で支援していく。

北区を視点の中心に見る「逆さマップ」で、神戸市の広大な面積を占める農村地域に存在する小規模校の特色化を質問しました!