大震災から16年
今日は1995年1月17日から16年目を迎えました。
大震災で多くの方が、命を落とされ、肉親と離ればなれになり逃げまどいました。
みなさまは、あの日どのように過ごされましたか?
当時、私は新開地の兵庫中学校で働いていました。
余震の中、現場にかけつけなければ・・・と、役所に行く兄とおにぎりを背負って家を出発、
菊水山に登りました。
山の上では、朝日を浴びて輝いている北区と対照に、
南の市街地では、東灘あたりから煙が上がっていました。
有馬街道を南へと下り、
「わしらも大開の親戚の家にいくから乗りなさい」と、車に乗せていただき
新開地でおろしてもらった私たち。
銀行の窓が割れ、建物が崩れ、神鉄ビルの割れたガラスを踏みながら
学校にたどりつくと、人・人・人。
あの時、たくさんの方がまだがれきの下に埋もれているとも知らず、
たくさんの方が使って水も流れないトイレの処理にとプールの水を運んでいました。
一緒にバレー部でいた卒業生が笑顔を残して亡くなりました。
休み時間に「先生、先生」と声をかけにきてくれた、 中2の男の子も亡くなりました。
多くの大切な命は戻ってこないけれど、残されて生かされている私たちにできることは
震災の体験を語り継ぐこと。
真に防災に強い、街づくり。
私は、小学校や地域の施設を利用した地域コミュニティづくりを通して、実現させたいと思っています。
人と人がつながりあう街づくりのために、これから私もせいいっぱい働いていきたいと願っています。
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