丹波市での災害復旧ボランティアに参加

昨日は、丹波市市島町の土砂災害の地域へボランティアで参加させていただきました。

8月22日から神戸市の環境局、建設局、水道局の職員が業務派遣されていましたが、

神戸市従業員労働組合からも連日ボランティアに参加しています。

舞鶴自動車道の春日ICを降りたのどかな田園風景の広がる地域ですが、

市島町に近付くと、山が崩れ、木が倒れ、山肌が見えていました。

低地に川が流れて田畑があり、稲作の被害はそれほどでないように見えましたが、

人家は山裾にあり、土砂が一気に流れ込んだお宅では、母屋も納屋も

中が空洞になっているという凄まじさでした。

作業を20分続けては、休憩をはさみながら、熱中症にならないように

水分補給をしながら、泥かき、一輪車での運びだし、畳の運びだし、床板をめくり

中にたまった泥をすくい運び出すの繰り返しの作業でした。

作業が進むにつれて石と土砂で埋もれていた場所から

キッチン台が出てきたので台所であったのがわかりました。

住民の方の途方に暮れた様子、ご高齢の世帯も多く

「大変でしたね」と一言声をかけるのがやっとでした。

人海戦術で土砂を運び出すと、建設局職員が重機でトラックに積み、

使えなくなった家具や備品などは環境局のパッカー車で集積所に運ばれました。

とりあえず8月31日で神戸市からの支援が終了とのことで、

環境局職員が撤収する時には鬼頭丹波市副市長がごあいさつされ、

感謝の言葉をいただきました。

以前私は、東日本大震災の被災地宮城県塩釜市で津波被害のお宅で片づけ作業の

ボランティアに参加しましたが、今回はまた津波とは違う、土砂災害現場の膨大な量の堆積物と

家の中が壊滅した状態に愕然としました。

それでも住民の方に元の生活が出来るように手助けをしたい。

神戸市でも出来る支援をしっかりと届けていきたいと思いました。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

神戸市会議員 伊藤めぐみさんの写真

この日はお天気で土埃がまっていました。マスクの中で汗が吹き出します。

神戸市会議員 伊藤めぐみさんの写真

災害復旧に出動したパッカー車、大きなマットレスも収容。

環境局と建設局職員のプロによる、適切で安全な復旧作業が行われました。

 

作業を終えて長靴の泥を洗い落とします。

鬼頭丹波市副市長からの感謝の言葉をいただきました。

神戸に向けて撤収するパッカー車の車列

神戸市役所に戻っての派遣隊の解散式。大森環境局長のごあいさつ。

職員のみなさま、ボランティアに参加されたみなさま、おつかれさまでした。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
伊藤めぐみ Official☆Homepage はこちらです
 → www.itomegu.com/
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ブログランキングに参加しています。
1日1回クリックで応援してください。
こちらを ↓ ポチッとクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA