管外視察2日目@千葉市
今日は8時出発で、鹿児島空港から羽田空港へ。
その後千葉市にある「千葉都市モノレール」に乗車し、会社での説明を聞かせていただきました。
平成14年に当時の堂本知事が、累積赤字173億の第三セクターの再生をはかるべく、「千葉都市モノレール検討調査委員会」を設置しました。
公共交通として、自立経営確立すべく
1.経営改善
2.公的支援による再建策 が練られました。
2の手法として、DES(Debt Equuty Swap):債務の株式化が行われました。
このDESの手法で、H18年の定例市会で議会の同意を得て、3月に和解成立、
10月には財務処理が済んだということです。
これにより、当期損益が黒字に転換して今に至っています。
昨年からは公募により採用された社長により、乗客数増加のため
仕掛け作りが行われています。
神戸でも、累積赤字が毎年減ることなく増加している3セクや、乗客数減少で存続の危機にある神戸電鉄粟生線があります。
どうしようもないとあきらめたり、
批判だけに終始するのではなく
市民にとっての財産を守り、将来に必要なものを精査していく必要があります。
これからもこの調査を活かして動向を見守っていきたいと思います。