空き店舗を活用した食支援事業について

空き店舗を活用した食支援事業は、①安価に食品等を提供するということ ②商店街等が店を閉める夕方以降で働く世代が立ち寄りやすい時間帯での販売機会を創出することができること ③食品ロス削減になるなど、効果が大きいと思います。今回の実証事業では、モデル的に2か所を選定予定ですが、市内各区に数多くの商店街や小売市場はあるなか、その2か所をどのように選定するのでしょうか。対象となる商店街をどういった基準で選定していこうと考えているのか見解を伺います。
(五島部長答弁)
この度の食支援事業についてのモデル地区の選定についてのご質問でございます。先日議決いただきました令和7年度2月補正予算の中で計上させていただいておりますこの空き店舗を活用した食支援事業でございますけれども、物価高に影響を受ける生活者への支援を目的としまして、商店街小売市場が空き店舗を活用し、営業時間内に販売しきれなかった商品などを安価で販売するという取り組みに対して補助をさせていただくという内容でございます。
これによりまして商店街小売市場の多くが課題とされている、空き店舗の有効活用であったり、あるいは新たな顧客の獲得売り上げ増加といった活性化のモデル作りにも繋げていきたいと考えてございます。
ご質問の、この実証エリアの選定モデル地区の選定についてでございますけれども、公募により市内2ヶ所の商店街を選定したいと考えてございます。その選定の基準につきましては現在検討中ということでございますけれども、概ね三つの視点で考えてございます。
一つ目が販売する空き店舗やその動線が市民にとって利便性の高い立地にあること。二つ目、安定的に多様で安価な食品提供が可能であること。三つ目でございますけれども、持続的に実施できる体制であること、というような視点で選定を考えようかなということで今検討中ということでございます。
なにぶん今回初めての取り組みの実証事業ということでございますので、その実証事業の中で確認されるであろう課題というものをしっかり検証しまして、他の商店街小売市場にも横展開できるようにしっかり取り組んでまいりたいと思います。

(伊藤再質問)移動販売の支援について
神戸市内でも、商店街や小売市場が数多くあるエリアと北区のようにそうでないエリアもあります。地域住民の食を支えるために地元商業者等が、日々創意工夫しながら事業を展開しているが、商店街等と異なり、行政からの支援が十分とは言えません。たとえば、北区のスーパーで行われている取組みであるが、店舗で販売している食料品等を移動販売車で買い物困難地域へ届ける事業は、食支援にもつながり、ひいては地域経済の活性化にも寄与するものになります。
今回の空き店舗活用型の食支援事業の今後の展開として、北区・西区など商店街等が少ない地域において、地元の商業者などによる近隣住民に食材を届ける事業等への支援などを検討してみてはどうでしょうか。地域経済の活性化を目指すにためにも必要性は十分あると考えております。
(五島部長答弁)
北区西区などの商店街等が少ない地域で食支援事業に携わっておられる商業者の支援のご質問でございました。おっしゃるように近くに店舗がないあるいは移動手段がないなどの理由により買い物が困難な地域に対しまして民間スーパーなどが移動販売車のお取り組みを行っていることは我々も承知を押してございます。
ただいまご紹介いただきましたけれども具体的には神鉄食彩館の移動スーパーとくし丸事業ということで、こちらは令和4年4月から北区や西区の対象エリアに対しまして約400品目、最大1200点の生鮮食品を含む商品を積み込んだ車両が自宅を定期訪問するという移動販売事業でございます。
またコープこうべではこういった移動販売事業に加えまして、市内全域を対象エリアとした宅配事業個配であったり、あるいは高齢者等を対象とした店舗への無料送迎サービスを『買いもん行こカー』といった様々な買い物困難地域への支援というものを各事業者が実施をされているということでございます。
現在、移動販売事業につきましては既にご紹介したような、この民間スーパー等による自主的な事業展開が様々行われているという状況におきまして、私どもとしましても限られた財源を活用するという観点で考えますのと、行政として新たに支援を行う必要があるかどうかという辺りについては、公益性だったりあるいは平等性というような観点から、慎重に検討する必要があると考えてございます。
伊藤要望
こちらが『とくし丸』ですが、本当たくさんの商品が載せられていまして、朝から皆さんが積んでいらっしゃるんですよね。パンがあったり、みかんやバナナがあったり、これが各家庭まで届けられたら本当に地域の皆さん喜ばれるだろうなと思います。 各企業の企業努力でされてることですけれども、ぜひ経済観光の視点からも、そしてまた福祉の視点からも、今後こういったものがますますニーズが広まってくると思いますので、よくあの状況も見ていただきながら、あの特別に何かを支援するという方向ではなく、こういったものが必要な地域もあり、またあの商店街が賑わいをもっと盛り上げようっていうエリアもあるということは含んでおいていただけたらと思います。