神戸市消防と危機管理室
【要望】防災庁が2026年度中に創設されるとの方針が出されました。こうべ未来市会議員団がかねてから要望してきた、防災庁の設置を、南海トラフ巨大地震や首都直下地震に備えるためにも、神戸市に設置されるよう国への要望をおねがいします!
【危機管理室質疑①】『防災分野における男女共同参画について』
「神戸市防災会議」の女性委員比率が42.2%となったが、女性委員の意見をさらに取り入れ、神戸市の防災計画や施策に反映させていくよう取り組んでほしい。発災時の初動段階で、避難所での女性や子どもへの暴力を防止し、安全が確保された避難所が運営されるように平時から取り組んでいただきたい。
【危機管理室質疑②】『地域防災力強化のために防災士資格取得の推進について』
神戸市民の防災意識を高め、いざという時に防災力を高めておくために、防災士資格取得に助成制度を新設してほしい。
【危機管理室質疑③】『防災展示室のリニューアルについて』
震災から30年を迎える神戸市にとってふさわしいものに変更するか、他の目的に利用するなど検討していただきたい。
【危機管理室質疑④】『神戸市カメラ(防犯カメラ)増設に向けた体制強化について』
令和5年度までに神戸市カメラ約2500台を設置し、令和6年度からは3か年かけて、さらに2500台の増設をすすめている。地域住民のニーズや、防犯効果の高い場所に設置できるよう、職員体制を手厚く行い、設置後の管理も滞りなく行ってほしい。
【消防局質疑①】『男女共同参画の視点にたつ女性消吏員の活躍について』
平成9年から女性消防吏員を採用しており、毎年3~4名採、現在74名(4.6%)が活躍している。74名のうち交代制勤務には消防隊(10名)、救急隊(12名)の女性が従事している。総務省の目標は令和8年度までに女性消防吏員比率を5%にするという目標を掲げている。神戸市に31ある職場のうち15職場のみ女性の交代制勤務が可能なため、施設整備も計画的に行い、女性消防吏員の活躍できる場を増やしてほしい。また男女ともに、出産や育児などの休暇制度を利用し、ハラスメントなどのない職場環境をつくってほしい。
【消防局質疑②】『在留外国人の防火・防災啓発について』
神戸市内に住んでいる外国人や旅行者など在留外国人が増えている。今後、神戸空港国際化により市内に滞在する外国人も増加すると見込まれる。在留外国人の方への防火・防災啓発が重要です。今夏、建設防災委員会では、福岡県の「外国人のための防災ハンドブック」について調査した。やさしい日本語を含めた9言語で作成されていた。日頃からの外国人の方への防火、防災、発災時のサポートができる体制を整えていただきたい。
【消防局質疑③】『殉職や大事故を未然に防ぐためのヒヤリハット事例の活かし方について』
消防局での殉職事故は平成24年度を最後に発生していないが、消防の現場は一歩間違えれば大事故に直結することから、事故防止のため、ヒヤリハット事例を活かして取り組んでいただきたい。最新機器なども導入し、消防吏員の命を守って安全に活動できるような対策をお願いします