こどもまんなかの神戸へ!〔こども家庭局決算〕

1.子どもの意見を施策へ反映させる具体策について聞きました

○国においても”こどもまんなか社会”がうたわれ、今年4月「こども基本法」が施行、子ども施策に子どもの意見を反映させることと定められています。様々な子どもに関する施策の推進や、事務事業の実施において、子どもの意見を聴き、反映させることがたいへん重要であると考える。
○神戸市において、子ども施策だけでなく、あらゆる施策において、子どもの目線に立った視点で推進されるべきと考えるが、子どもの意見を聴く機会づくり、その反映について、こども家庭局としてどのように取り組んでいこうとしているのか聞きました。
○他都市における先行事例も参考に、効果的に取り組みを進めていただきたいです。

○参考事例に名古屋市:「子ども議会」「こども・若者の力ワークショップ」 ワークショップで出されたこどもたちの意見は、市政やまちづくりに可能な範囲で反映 させることを目指している・活動の成果を「こども・若者フォーラム」へつなげる。
『マイボイス、マイライフ』届け!社会的養護当事者の語り
「人権擁護、権利保障の起点は、本人たちの声である。自戒すべきは、保護者・専門家、政治家、研究者などの強き者による「本人たちのことは自分たちが最もよくわかっており、もっとも適切な代弁者である」という、したり顔での議論である。

その他の質疑
2.児童虐待防止のための支援策
  (1)保護者への支援(2)一時保護所の学習支援(3)特定妊婦への支援
3.若葉学園の改修、卒園後の進路
4.市営住宅を活用した児童養護施設退所後の自立支援

 児童養護施設に入所している児童は、退所後に他の児童よりも多くの課題を抱えて社会へ出ていくことになりますが、その大きな課題の1つに住居の確保があります。
昨年度から、市営住宅の空き住戸を活用し、施設退所前の児童の自立に向けた準備のための支援が開始されていがますが、施設を退所した後についても、例えば職を失った場合に頼れる身内がいなければ、直ちに住宅に困窮してしまいます。
施設を退所し、措置が解除された後についても、例えば住む場所に窮した場合に空いている市営住宅を活用するなど、スモールステップで社会になじみ、住居の確保と相談体制、社会で生きていく術が身につくような支援のあり方を構築してほしいと要望します。

2023年9月29日 神戸市会で、こども家庭局の決算質疑をしている伊藤めぐみです。
2023/9/29 こども家庭局の決算質疑をしました