管内視察にて
決算市会を前に、会派のみなさんと管内視察へ。
神戸港の津波・高潮対策では、六甲アイランドの嵩上げ工事の現場と、新港第1突堤の防潮鉄扉の遠隔操作を視察しました。
港湾バースでは、高いところで3メートルの嵩上げを進め、昨年の台風21号で浸水被害のあった東灘消防署の六甲アイランド出張所前の道路にも、高低差をつけるなど、海水の侵入しない道路の構造に変える工事がされていました。
防潮鉄扉は、全228基のうち73基が遠隔操作化の予定で、うち20基が遠隔操作出来るように工事が済んでいます。津波発生時にタブレット端末による操作で、迅速かつ確実に鉄扉を閉鎖することで浸水被害を抑制します。
また、ポートアイランドにある神戸市環境保健研究所を視察しました。
コロナウイルスの陽性か陰性かの判定となるPCR検査や、食中毒、結核、様々な感染症の検査、調査、研究をしています。
PCR検査体制の強化には、機械の数を増やすだけでなく、安全に検体を採取、運搬、不活性化させて迅速に検査を進めるために
人員体制の強化も必要であることがよく理解できました。
今回の視察調査を、今後の施策に活かしていきます。