特別支援教育の推進を

KOBE教育フォーラムに参加して、8月の一日を過ごしたことから。

ハーバーランドにある神戸市総合教育センターは、私が中学校教諭になりたての頃

辞令交付や研修を受けていたなつかしい場所です。

当時は、専門教科の家庭科授業研修や、服務規程の研修だったほかは

座学が中心だったせいか、あまり記憶に残っていません。

今回のテーマごとの分科会は次のとおりでした。

 1. 幼稚園と小学校のなめらかな接続に向けて
    子ども理解を軸にした小中連携の取組

 2. 言語活動の充実~生きて働く言葉の力を育てる~
    外国語活動の充実~英語を通してコミュニケーションの力を育てる~

 3. 規範意識醸成のための指導のあり方検討会報告
    SGE(構成的グループ・エンカウンター)を活用したプログラムの紹介と演習

 4. ともに生きるということは・・・~韓国朝鮮の文化・人との出会いを通して~
    「外国の学校」で学ぶ生徒たち

 5. 地域・保護者との連携をめざした学校保健活動

 6. 地域ぐるみで子どもを育てる~学校支援地域本部から神戸っ子応援団へ~

 7. 仲間とともに体力アップ~楽しく運動に取り組む中で~

 8. 校内支援体制づくりと学習支援~算数を中心に~

 私は第8分科会に参加させていただき、特別支援教育の内容について発表、講評を聞きました。

学習面で著しい困難を抱える児童は4.5%、また、学習も行動も困難をである児童は1.2%と

2003年文科省調査でわかっています。

校内の支援体制づくりには、『特別支援コーディネーター』の役割を担う教員が

校内で教員間の情報共有や、小中学校での連携、支援の打合せを行っています。

しかし、支援が必要な児童生徒は個別の指導工夫が必要です。

他校の事例を参考にしたり、専任の指導員の巡回などによって的確な支援を検討することも必要になります。

「忙しい中で、なかなか打合せやコーディネートをすることが難しい」というのが担当教員の本音です。

それでも、一人一人の子どもに即した教育をして、伸ばしていきたいとの想いから取り組んでいる現状。

担任が一人で手を焼きながら授業をするのではなく、多くの目で子どもを見合う、授業を見合うことと、

開かれた教室で、チームティーチングを進めるために教員補助者の充実が必要です。

私の所属している文教経済委員会でも、特別支援教育の更なる充実を求めていきます。

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