路上生活者への支援とは

学生の頃から、大阪の釜ヶ崎、東京山谷へ行っては、路上生活のおじさんや

支援団体の方と生活をして、話をしてきた。

仕事がなく、お金がなく、飲食店の前にあるポリバケツから、麺を拾って食べる姿をみて

同じ人間として、食事と寝るところと、安心して生活できる環境が必要だと痛感し、

今もその想いは変わらない。

当時の釜ヶ崎にいらっしゃった入佐明美さんが最低レベル以下の生活をしているおっちゃんから

「ねえちゃんごくろうさん」と労ってもらい、もう高齢で働けないおっちゃんの

保証人となって、住居のあっせんと生活保護の申請をされていた。

今は、夜回りや炊き出しをしても高齢者が増えている一方、

若い30,40代の方や、働こうと思えば働けるけど

もう一押しの支援が必要な方が増えていると感じる。

炊き出しや物資の配給を受けることも、ある時期においては必要ではあるが、

そこから自立して、人間として自尊心を持って生活していくには

やはり仕事と、生活基盤が必要である。

いわゆる魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるという。

街角で、「ビッグイシュー」という雑誌http://www.bigissue.jp/を売っている。

(ホームレスが販売し、1冊300円のうち160円が販売者の収入になる)

ホームレスであっても現金収入を得ているおっちゃんたちの顔は誇りに満ちている。

神戸市の中では保健福祉局に保護課があり、ホームレスの援護、保護の決定などを

行っている。実際どの程度のことがされているのか。神戸市行政は生活困窮者に対して

具体的にどこまで関わっているのか。それをこれから調べていきたい。

現在あるシステムを活用して、現実的な支援の提案をしていきたい。

大阪の街は公園から路上生活者を排除することばかり。

子どもたちはホームレスに対する正しい認識がされているか。教師がまず理解できているか。

路上生活者への支援について、興味を持たれた方は、

まずはビッグイシューを買って、おっちゃんと言葉を交わしてみてください。

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