多様な観光資源のブランド力向上
(1)ナイトタイムエコノミーの推進
昨年4月に神戸空港の国際チャーター便の運用がはじまり、韓国・台湾から多くの観光客が神戸にきていますが、神戸の夜を楽しんでもらうための“ナイトタイムエコノミーの推進”については、まだまだ伸ばせる余地が大きく、神戸らしい魅力を活かした夜の楽しみ方を提案していくことが重要です。
ニューヨークやロンドン、パリ、ドイツハンブルクなどの都市では、オペラやミュージカル、演劇鑑賞などの魅力で多くの旅行客を惹きつけています。
神戸においても、これまで育んできたジャズ文化や新開地喜楽館での落語公演をはじめとした神戸らしい文化的要素を活かした夜の魅力を高める環境づくりを進めることは大変重要と思います。
また、アーティストの公演や音楽イベントを目的に来訪する「ライブツーリズム」の視点を取り入れ、公演に合わせて宿泊や飲食、周遊観光を促す仕組みを構築することで、ナイトタイムエコノミーのさらなる推進につながると考えており、これまで以上に関係者や文化スポーツ局、民間事業者と連携していくべきと考えるがいかがでしょうか。
(出石部長)
神戸らしい文化を生かした観光振興ということでございますけれども、今お話がありましたジャズであるとかバーとかですね、あるいは落語というようなお話ございましたけれども、ジャズに関しましては、三宮と周辺でいろいろ毎日演奏も行われておりまして、お酒を飲みながら食事をしながら楽しめるような、空間も既にございますし、喜楽館では夜公演が、今も積極的にされているということなので、楽しんでいただければ、旅に出ていただくというようなこともできるようになっております。また、バーなども港町神戸の非常に強い特色あるものだと考えておりまして、民間事業者の方と連携して神戸バーマップというのを作成し、194店舗のバーのお店を御紹介しておりまして、なかなか全部をクリアすのは難しいようになっておりますけれども、そういうことも今いろいろ宣伝をさしていただいております。また、ゴッホ店のありました神戸市立博物館でもナイトミュージアムということで金曜日は夜遅くまでやっていたり、あるいは壁面のライトアップということもやっていまして、いろんな分野で文化スポーツ局とは、いろいろ連携をさせてもらっておりまして、今後もいろいろなイベントとかの取り組みが出てくると思いますので、強力に連携してやってまいりたいと考えております。
それともう一つ、ライブツーリズムのお話ございました。特に昨年4月にGライオンアリーナが開業しました。最大1万人の収容ができる大規模な施設ということで、もう1年が経ちましてコンサートあるいはスポーツがある時の人の流れが大きく変わってきてございます。そういう方々が、ライブツーリズムで終わってから、あるいはコンサートの始まる前に神戸周遊をしていただき、食事をしていただく、あるいは泊まっていただくというのは非常に大事な要素だと考えてございまして、この二つの方向性がありましてそういう市外から来ていただく方、お客さんにいかに神戸のこういうところあるんだとかいうことを知っていただく、どうやってお届けするかということと、それから大きなコンサートとかスポーツのイベントがある日に、やはりホテルであるとか、周辺の飲食店と、そういうのは情報共有してですね、連携していくことが必要だと、割引をするとかそういうことも必要なのかなと考えておりますので施設の運営事業者とも定期的に会議をする場も持っておりまして、引き続き強力なコンテンツと考えておりますので、連携をしてまいりたいと思っております。
民間事業者の持つノウハウを活用しながら神戸市の文化というのを武器にして、いろいろな発信をやってまいりたいと思っています。
そして宿泊とか飲食あるいは周辺観光の地域経済の活性化に努めてまいりたいと考えてございます。
*伊藤要望
クラシック音楽とか文化芸術ではヨーロッパとかとは全然歴史も違いますので、日本は日本でそして神戸の魅力を発信していたいただきたいと思います。
以前もMICEで来られた方々にはいろいろなおもてなしのウェルカムをしたりしていましたので、そういったことをやはりあのGライオンアリーナとかの集客力はすごいですのでその人たちすぐ電車で帰られるがのではなく、いろんなところで神戸を楽しんでいただけるようにお願いいたします。
また午前中のお話も聞いておりましたら、まだまだ宿泊者が70%ということで、神戸空港を利用される海外から来られる方々が神戸でステイできるように、滞在型観光、そのためにはナイトタイムエコノミーの推進をもっともっと力を入れていただきたいと思いますのでお願いいたします。
(2)都市部以外のエリアでの観光振興の推進
大都市における観光は、どうしても都心部に人の流れが集中しやすく、下町や里山など都心以外の地域に点在する自然や文化、食といった資源が十分に活かされていないのではと感じている。北区には農村歌舞伎が受け継がれており、また東京や大阪、京都にはない神戸ならではの自然や古民家・寺社等の歴史的資源が、市民の暮らしに自然と溶け込んだ形で、観光資源としても残っている。
経済観光局では次年度、多様な観光資源のブランド力向上として「自転車で楽しむまち神戸」や「神戸登山プロジェクト」などを推進されます。
これらに加えて、北区や西区にある里山にある神戸の有する自然・食・歴史・文化遺産といった資源を一体的に磨き上げることで、魅力を「点」ではなく、「面」で観光施策に活かすことができるのではないかと考えますがいかがでしょうか
(出石部長)
午前中からもいろいろ神戸空港の効果などとお話をしておるところですけれども、神戸空港を利用された外国人の方にアンケートした結果などもお話しましたけれども、やはり神戸ビーフとか港の風景とか市街地とかそういうところに皆さん行かれているということで、なかなか西区、北区には知名度がちょっと少ないというようなこともございますし、日本人の訪れる方に関しても、やはり定番のところにまずいう行かれるということで、その辺りですね、西区北区には、いろんな都市から近いところありながらですね、いろいろ温泉もありますし、果物狩りもできますし農業体験もできますし、茅葺の古民家もあるといういろいろな魅力があるということで、やはりこれまでの定番の観光案内するだけでなく、いろいろと目を向けて行っていただくことが大事な視点と考えてございます。
今の取り組みでございますけれども神戸観光局ではそういう特別な体験プログラムを作成して販売するサイトで『神戸の扉』というのを実際やってございます。
これ少人数でございますけれども、かやぶき職人の方に、里山ツアーをしたり、あるいは農業生産者と行う収穫ツアーなど少人数でございますけれども、大人気ですぐ埋まってしまうというようなプログラムになってございます。
我々としてはこのこういったコンテンツをどんどん増やしていく必要があるとともに、あるいは食を含めたコンテンツを発掘していく必要があると思っておりますので歴史や文化の観光資源の磨き上げもしていく必要があります。
またそれをいかに広報していくということも非常に重要でございますので、ホームページでも、ドライブコースなどはご案内したわけですけれども、これはまた多言語化していくとかあるいは観光局の海外向けのSNSで田園風景やかやぶき屋根の発信していくなど、まだちょっとこの辺り取り組みがこれからというところございますけれども、力を入れてやってまいりたいと思っております。ツアーの定番の観光地も大事ですけれども、定番の観光地だけでなく、自転車で楽しいまち神戸であるとか、あるいは神戸登山プロジェクトとかいろいろな楽しみ方もございます。
あるいは北区の取り組みでも有馬温泉と掛け合わせた取り組みをするなど、いろいろなアイディアもございますのでそのコンテンツを磨き上げていきながら西区北区の観光資源を、メインとして捉えて観光振興を行っていきたいと考えてございます。
*伊藤要望
韓国、台湾の方がたくさん来られてますので、その方々が今度リピーターとして来られるときにまた次はここに行ってみようかと思っていただけるような、何か魅力的なオプショナルツアーですよね、たくさん発掘して磨き上げていただきたいなと思います。 神戸に住んでる人にすれば、もう当たり前すぎるものが意外と引っかかったりもすると思いますので、ぜひSNSでの発信なども力を入れていただきたいと思います。

