どこに手を差し伸べるか?

連日、労働組合の旗開きや、各種団体の新年を祝う会に参加させていただき、

さまざまな立ち場の決意や想いを共有している年のはじまりです。

その中で、心に残った言葉をご紹介します。

それは「学校から一番遠い生徒に手をかけよう」という、教育現場の教えです。

家庭環境が厳しく、学校に行けなかったり、離れてしまっている子どもに手を差し伸べて

いくことで、他のさまざまな生徒たちも教師の手の中に入ってくるのだという教えが

教育現場で受け継がれてきたという話を聞きました。

兵庫や神戸の教育は他の都道府県より優れていて、教師も子どもと一緒に伸びていくことが

できるのだという自負の想いを先生方から聞きました。

また一方では、教師自身が子どもたちを差別してきた歴史もあったのだということ。

その自戒から人権教育に取組み、過ちを繰り返さずに、平和と人権を尊重する教育実践が

今の兵庫と神戸の教育を支えているのだということを改めて知ることができました。

これは学校の中だけでなく、社会の中でも同じことだと思います。

最も困難な方に手を差し伸べていく行政、政治でなければいけない。

職業や様々な差別を根絶させるために過去の差別の歴史を知り、今も残る差別を決して

許さない立ち場でたたかっていくこと。

実践を続けていくことで社会の価値観も少しずつ変わっていくこと。

人権、平和、教育に価値をもつ理念が私の政治活動の根底にもしっかりと存在し、

これからも政策提案の中に織り込んでいきたいと思います。

写真はあいさつされる、兵庫3区の横畑和幸支部長。

 

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