たま電車で赤字ローカル線の復活を!
今日は近畿地区の民主党議員フォーラム&視察にて、JR和歌山駅から和歌山電鉄の貴志川線に乗ってきました。
ご存知スーパー駅長ネコの“たま”がいるのが、終点の貴志川駅。
突然沸き起こった南海電鉄の撤退話しから、住民運動を起こして廃線を食い止めている様子、
そして、何よりもかわいいネコが駅長勤務しているとあって、総勢50名近い自治体議員が
興味津々で視察させていただきました。
通常視察なら、本社の会議室で話を聞くのが定番ですが
2両編成の内、1両を貸切状態で総務課長の麻生さんと、運動を続けていらっしゃる浜口さんから
ガタンゴトンと揺られながら説明を受けました。
いろいろ話を聞くなかで思ったのは、「ときめき」と「沿線の魅力を掘り起こす」こと。
乗客数の減少から自治体支援を求め、運営会社の経営状況は苦しいままという現状の中で
年間5000~6000万円の赤字続き。年間3億の利益があるも4億の支出。
総距離14.3km、施設、変電所、駅舎、維持修理などは廃止を考えて施設の更新をしていなかったとも。
バスでは赤字路線は切られてしまう。
鉄道事業は、収支だけで見ていいのか。
単身高齢者の移動手段としてなくせない。
民間での限界もある。福祉の考えで。
苦境を乗り越えられてきた方の言葉が重く響きます。
現在は、10年上限で8億2000万円(紀の川市35%・和歌山市65%) の補助があり、
赤字分のみが補填されています。
今も、通勤通学以外にスーパー駅長たまによる観光客誘致、無料のいも掘り、タケノコ掘りなど
年間50以上のイベント実施されています。イベントしないと忘れられるとも言われ、
今でも危機意識を持って、年間200万人のお客さんのために取り組んでいらっしゃいます。
ひげをはやした2両編成のたま電車がわかやま駅に到着です。
車内には絵本の本棚もあります。
こんなねこ灯りが窓ごとに・・・
車両の間にはねこ神社のお飾りが。
これは、人間の赤ちゃんが入るベビーサークルなの?
貴志川駅です。ネコが笑っている・・・
たま喫茶でコーヒーを飲みました。
そしてやっとたま駅長にお会いできました。
電車が到着するとおもむろに起き上がってくる、働きモノのたまちゃんでした。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
伊藤めぐみ Official☆Homepage
はこちらです → www.itomegu.com/
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ブログランキングに参加しています。
1日1回クリックで応援してください。
こちらを ↓ ポチッとクリックしてください。