想像してね、最新の学校とは・・・
昨日は教育委員会の視察で神戸市立夢野の丘小学校へ。
平成21年3月に4校(菊水小学校、鵯越小学校、夢野小学校、東山小学校)が閉校、
平成21年4月に合併、今年4月29日に元東山小学校跡地に新校舎が完成しました。
神戸市の名だたる伝統校も児童数の減少により、各学年1クラスから、
4校が統合され、児童数668人、普通学級20クラス、なかよし学級3クラスとなりました。
ちなみに来年のNHK大河ドラマの平清盛でも、一の谷の合戦、鵯越の逆落としで歴史上有名な地域です。
市中の騒音対策として各教室にはクーラーが設置。
(私個人的にはクーラーの必要性は微妙なんですが)
屋根には太陽光発電パネル(25kw=40教室分)、雨水をトイレに使用。
ユニバーサルデザインで、体育館入口にはオストメイト対応トイレもありました。
校内の案内表示(ピクトグラムサイン)は子供の作成したもので、かわいい!
西宮、尼崎市でたくさんの学校を見てきた私ですが、良かったところは
図書室内の畳スペース(琉球畳でのんびり本が読める)
廊下や階段踊り場にある、壁と一体化したベンチ(子どもたちがゆっくり話しが出来る)
保健室に隣接した、教育相談室〔カウンセリングルーム〕(スクールカウンセラーとの連携が可能)
また、玄関横の水槽には、管理員さんが採ってこられた、根魚(ヒラメやカレイ)などが砂底でじ~っとしていました。
子どもたちも毎日見ているかな?
通学区域が広がったので、低学年の子どもにとっては負担も大きいと思いますが
地域の見守り活動のおかげで安全に通学ができているようです。
また、今まで狭い人間関係の中で問題行動が多かったのが、統合後は1/4に減少したとのこと。
先生方の心配をよそに、子どもの柔らかな心で、新しい友だちともすぐに仲良くなり
人間関係の輪がひろがったことでしょう。
なお、災害時には避難所となる体育館は、中学校レベルの広さでした。
これから、この夢野の丘の歴史が始まるのですね。
最新の学校で、子どもたち、すくすく成長していってくださいね
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教室へのクーラー設置、
切実に希望します。
七月中旬(終業式前)の教室の気温をご存知ですか?
場所にもよりますが小学二年生のあるクラスは36度を記録しました。
去年の調べましたら同じような結果がいろんな学校ででています。
そのような中子どもたちは学習するのです。
九月になれば運動会の練習がはじまります。残暑厳しきなか、真っ赤な顔をして教室に入り、束の間の休憩のあとすぐ学習です。
ずいぶん環境もかわってきました。
特別支援を要するお子さんは暑さに弱いということも言われています。
わがままではありません。
発達障害の中でそのような症状が認められているのです。
ぜひ、現場の声をお聞きください。