神戸市議会常任委員会での参考人招致「児童虐待」について
今日の文教こども委員会では、児童虐待について島田妙子氏をお招きして
お話を聴かせていただきました。
所管のこども家庭局、教育委員会、市民参画推進局の職員の方々、議員も傍聴する中で、
ご本人にお声をかけると「緊張しています」とのことでしたが、にこやかに、時には涙を流して
ご自身の受けた虐待について、そこからどう抜け出し、なぜ今虐待を無くす活動をされているかという、
たいへん貴重なお話を伺うことができました。
私も日本子ども虐待防止学会の会員で、先月の予算委員会では虐待の防止・予防の観点から
取り組みの提案をさせていただきました。
本市でもまだまだ取り組むべき課題が山積しています。
今日のお話の中で島田さんは、ご自身の死にかけたほどの辛い体験から、父親や兄への
思いとともに、虐待から救い出してくれた恩師のことを話されました。
「虐待防止ではない。虐待という言葉自体をなくしてしまいたい!」との言葉は、
実際に虐待され一番隠しておきたい体験を、今度は虐待をなくすための活動にむすびつけて
ご自身の使命としていらっしゃることに島田さんの人間としての強さを感じました。
神戸で生活していた島田さんを、7年にわたる虐待から救ったのは、
神戸の中学校担任の先生でした。
現在の神戸でも虐待が増加している中で、では虐待をなくすためにどうしたらいいのか?
島田さんは、中学生の生徒や少年院、養護施設の子どもたちに講演を行い
命の大切さと、将来親になった時に子どもを大切に育ててほしいとのメッセージを伝えていらっしゃいます。
やはり、教育は大切ですね。
暴力ではなく、言葉や愛情など目に見えないものをしっかりと子どもたちに伝えていく
教育が現場で出来ているのか?
私は、神戸で虐待する親を救うシステムを作っていきたいと思います。
親たちもまた苦しんでいる、その状況から救われるように今後も取り組んでいきたいと思います。
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