福祉環境委員会を終えて
この1年間所属していた福祉環境委員会が終了しました。環境局審査では『新たな神戸市土砂の埋立て等による不適正な処理の防止に関する条例』の提案がありました。これまでは兵庫県の条例に基づいていましたが、不適正処理が発生した時のために保証金制度を創設したり、許可申請の時には周辺住民への説明を義務化するなど市としての条例を定めることとなりました。ご尽力いただいた環境局のみなさま、ありがとうございます。
また、健康局では新型コロナウイルス感染症対策についての報告を聞き、第2波に備えて中央市民病院に専用病棟を建設するなど、具体策を質疑しました。
そして、西区の『神出病院の医療従事者による集団虐待・暴行事件に関する陳情』審査では、私たちの会派も採択し、当局に指導監督の強化を求めました。
福祉局では、私も質問し、生活に支援が必要な方の一時滞在施設の厚生援護相談所で、感染拡大防止策と、今夏の熱中症対策に取り組んでいただけるように。また、さざんか療護園の指定管理者決定について、職員の方が変わっても利用者の方が安心して暮らせるように、スムーズな移行を求めました。
最後にこの1年、副委員長として、神戸市の福祉、環境に関する様々な事項を活発な意見の出る委員会で議論されたこと、コロナ対応にご尽力いただいた健康局に、委員会として感謝の思いを伝えられたことなど、ご挨拶させていただきました。
次回の委員会でも、神戸市の諸課題について前進させるべく取り組んでまいります。