人の痛みを理解できる人に
昨日、神戸電鉄で新開地まで乗車した時、丸山駅で白杖を持った目の不自由な方が
乗ってこられました。
私は降りる時に声をかけてご案内しようと思い、どういう風にお声をかけようかと
考えながら乗っていました。
新開地に電車が着いた時、運転手さんが扉を開けてその方に
「ご案内しましょうか?」と言われました。
私はとっさに「運転が終わったところで、この電車の後片付け?乗務交代もあるだろうに、さすがだな」
と思いながら
「私がご案内しますよ」と声をかけました。
行先をたずねると新開地の改札までだったのと、私は電車を乗り継ぐところだったので
ほんの少しのサポートでしたが、運転手の方が同じ気持ちでいらっしゃったことに
うれしく思いました。
私が議員の時には、市営地下鉄、特に乗降客数が最も多い三宮駅に
ホーム安全柵を取り付るべきではないかと質問したことがありました。
近々、実現に向けて動き出すとのことで、「やっときたか!」と思わずにはいられません。
日々、日本のどこかで目の不自由な方や、泥酔、体調不良などでふらついて
線路に落下し命を落とされるという痛ましい事故が起こっています。
関東に比べると、関西はまだまだホームの安全柵は未整備ではないでしょうか。
バリアフリーであり、誰もが安心して電車に乗れるように
日本の遅れている現状を変えていくことが必要です。
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