夫の旅立ち
2018年12月8日、23年連れ添った夫が病のために亡くなりました。
享年51歳。
10年前に胃がん手術をし、3年前に肺、今夏に脳へと広がってしまい
がんと共に生きる苦しさを味わいつくした10年の闘病生活でした。
2009年当時、兵庫医大の笹子三津留先生に執刀していただきました。
今夏の全脳照射には、三田市民病院へ通いました。
介護サービスや、大池の訪問診療を受ける準備など
医療と介護の連携をしていただきながら、
最期は、神戸アドベンチスト病院のホスピスで
あたたかく、手厚い看護を受けて見送ることが出来ました。
51日間、病室で共に過ごすことが出来たこと、
私が寝泊りし、介護をしながら
そこから地域活動や仕事に出かけることが出来たこと、
ドッグセラピーのわんちゃんに癒され、
ボランティアの方がいれてくださる
コーヒーのおいしかったこと。
体調の良い日は、外出をして、有馬富士公園で秋を満喫できたこと。
共に過ごせた51日間は、覚悟していたとはいえ、
夫の苦しむのをそばで見ながらの苦しい日々でした。
でも、ただ苦しいだけではなく、
最期まで安心して、感謝しながら一緒に過ごせた
かけがえのない51日間でした。
私の政治活動の最大の理解者であり、最大限の協力をしてもらい
今の私が政治に携われるのも、夫のおかげであったと
心から感謝しています。
良き夫であり、良き父親であった彼の人生に
関わってくださったみなさま、お世話になりましたみなさま
ありがとうございました。
私は引き続き、地域の声を聴く政治、苦しむ人に寄り添う政治をめざして
邁進してまいります。