伊藤めぐみ

教育教育日本一の神戸へ!
【 少人数学級の実現 】
 学校では子供たち一人ひとりを丁寧に見ていく環境が大切です。少人数の児童生徒を指導する体制や、複数の教師がチームで教える複数指導など、教員の配置を充実すること。これは今まで県費負担の教職員給与予算が、政令市に移譲されるにあたり、神戸市の責任で進めていくことが重要です。


【 不登校、いじめ対応に教員の重点配置 】
  残念ながら、市内の不登校生は、小学生127人、中学生で912人の子供達がいます。担任教師を中心に学校でも家庭と協力して子供達と向き合っていますが、不登校やいじめには初期の対応が一番大切です。子供の心に寄り添う教員の多忙化が今課題となっています。子供の出すサインを見逃さず、適時に適切な対応がとれるように教員の重点配置を求めます。

【 事務補助員の配置 】
  教員の多忙化の原因には教材研究だけでなく、書類作成や地域との連携、学校内の公務分掌事務など様々な事務が山積しているのが現状です。 社会が学校に求める課題も多く、教員だけでは手が回らず、事務作業に追われることで本来の教員の教えることや生徒との対話の時間がないがしろにされている現状は変えていかなくてはいけません。私は事務に専念する職員を配置することは、子供達にとっても大変重要な学びを保証する環境整備の一つだと主張していきます。

【 スクールソーシャルワーカーの配置
  スクールカウンセラーについては全校配置が実現出来ました。今後は子供の家庭の貧困、生活困窮、ひとり親家庭、保護者の病気や障害などに適切に対応するため学校が福祉分野と連携した取組みが必要です。中学校には専任の生徒指導担当教員が配置され、小学校にも担当の教員がおりますが、担任や授業指導もあるのが現状です。これからは家庭と区役所と連携して社会福祉制度に精通したスクールソーシャルワーカーを学校に配置することにより、子供達が安心して学ぶ環境、育つ環境を保障できる取組みを進めていきます。

【 図書館の整備
  長年の私たち会派の要望により、学校に専任の司書教諭が配置されることになりました。今後も引き続きいつでも学校の図書室が子供達に開かれていること、調べ学習や、より深い読書指導に図書室での専任司書教諭の全校配置を求めていきます。また、市内には各区毎に図書館が整備されています。地域文化のバロメーターになる神戸市の図書館に司書の適正配置、図書館の利便性を高める駅ナカでの返却ボックスの設置、小学校の図書室を活用する市民図書室の利用を進めて、市民がいつでも本に親しめる環境整備を進めていきます。

【 特別支援教育の充実 】
  障害のある子供達の学びを保障し、市内の特別支援学校の整備、卒業後の進路支援と自立支援に力を入れていきます。地域の学校で学ぶ子供たちにも、個人の学習到達度を目指して学べるように、必要な支援員の配置を充実させます。

【 キャリア教育の充実 】
  中学2年生で取り組んでいるトライやるウィークは、地域の職場や住民から学ぶ職業体験の貴重な場となり定着しています。小学校でも子供が職業について考える取組みを座学だけでなく地域の人と一緒に取り組むことでキャリア意識を高めていきます。様々な職業に学びながら、子供達が未来の職業選択に向けて、様々な価値観に触れる大切な機会としてさらなるキャリア教育の充実を図ります。

伊藤の政策 【 先生がいきいきして子供達に笑顔を!】
  伊藤めぐみは、教育の現場で13年間勤めた経験から、今最も必要な教育施策を神戸市に求めていきます。子供達が元気に学ぶ環境を保障することは、私たち大人の責務です。「教育日本一の神戸」をめざして、空調整備、中学校給食、トイレの洋式化、エレベーターの設置などハード面の整備とともに、心豊かな子供を育てるための「人を育てる神戸のまち」の観点で、地域見守り人材の育成とともに取り組んでいきます。

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